Grand Circle(グランドサークル)3000キロの旅!その5=タオス(Taos)&チマヨ(Chimayo) 2018年4月
サンタフェ3日目!
本日はサンタフェから日帰りで、近郊のタオスとチマヨに行く予定。
タオスは世界遺産のタオス・プエブロ、チマヨは奇跡の砂のチマヨ教会やチマヨ織が有名。
本日もしっかり朝ごはんを食べて、まずはタオスへ向けて出発。
タオスへはサンタフェから北へ70マイルほど、1時間半くらいのドライブ。
すいてるフリーウェイをひたすら北へ。
途中から片側1車線の細めの道に。
横に流れる川はリオグランデ。
イメージは大河だったので、こんなに細いんだ!とちょっとびっくり。
横に車を寄せられるところがあったので、車を停めて降りてみることに。
同じところに停めてた車にちょうど川から戻ってくる人たちが。
地元の人たちで、釣りしていてちょうど家に帰るところということで、
写真にとれなかったけど、小ぶりな鮭(かな?)をたくさん見せてくれました。
塩焼きで食べたらおいしそう!なんかうらやましい~
川の左にある道が今通ってきた道。
いったん走り出したけど、すぐにリオグランデのビジターセンターを見かけたので寄ることに。
リオグランデの眺めと簡単な展示がありました。
トイレをお借りして、タオスへ再出発。あと、ちょっと。
タオスへ向かう途中、左手にリオグランデの峡谷がチラチラ見える。
広大な大地に1軒の家どころかなんの人工物もなくて、大きな峡谷がひたすら伸びる。
見渡す限りで何キロ先まで見えてるんだろう。
アメリカの自然って本当に壮大だよね。
タオスの町中を抜けて、
タオスプエブロに到着!
エントランスで入場料を払って(ガイドブックよりあがってた気が!)いざ中へ。
道路がある向こうが町方面で、手前がプエブロエリア。
こちらだけやはり異世界。
アドビの低層住宅が並び、

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ここは教会。プエブロ内でとても大切にされているのが伝わる感じで、
中にも入れるけど撮影は禁止でした。

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これが有名なプエブロのマンション。
アドビで3階建て(?)くらいになっていて、実際に使われています。
集落の内には小川もあって、
遠景の山とプエブロの建物と小川がとても素敵。
プエブロ内にはネイティブアメリカンがやっているかわいいお店が何軒もあって、
ネイティブアメリカンのアクセサリーや焼いた器、雑貨から
パンやお菓子などの食べ物までいろいろ売ってます。
値段もサンタフェあたりの街中で買うよりお手頃な気が・・・
裏道のほうも入っていくとちらほらお店があったり、生活感がちょっとあったりして楽しい。
裏にはプエブロのお墓もありました。
でも、入っちゃダメなところはこんな風に出ているので守りましょう。
いろいろ悩んだ末、アコマ焼きのポッド(焼き物)と手作りのパン、
地元のアーティストのターコイズのアクセサリーを買いました。
パンはネイティブアメリカンがよく食べるというかぼちゃとなんとか(忘れちゃった!)のパンで、
小さめで4ドルくらいしたんけど、「ネイティブアメリカンの味!?食べてみたい~」と好奇心に勝てず購入。
いたって普通のパンでした。笑
でも、タオスのことを思い出しながら食べたし、おいしかったよ。
これはおばちゃんにその場でやいてもらった揚げパン的なもの。
はちみつなどをお好みでかけていただきます。
どうってことはないシンプルな揚げパンだけど、
屋外にある簡易なキッチンを使ってその場で揚げてくれるので、なんとなくおいしい(…く感じるよね)
タオス・プエブロはもちろん観光地としての意識もあるんだろうけど、
みんなとても感じがよく、丁寧で、空気もきれいで、とても気持ちのよいところでした。
満足したのでチマヨへ出発。
途中タオスの町中を抜けたところにあるSan Francisco de Assisi Mission Churchにちらりと寄り、軽く見学。
教会の詳細はこちらで↓
https://www.nps.gov/nr/travel/american_latino_heritage/san_francisco_de_assisi_mission_church.html
ちょっと雲がかかって暗くなっちゃったけど、特徴的な裏側はとても変わった形でした。
不思議だなー。

cof
その後はチマヨ教会に向けてひたすらドライブ。
ようやく到着。
奇跡の砂で有名なチマヨ教会(santuario de chimayo)。
parkingがよくわからなかったので、わかりやすかった裏側にある大きい駐車場に停めて中へ。
こんな道を通って、
教会自体は小さいけど、敷地内は結構広い。

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教会の中に砂をもらえる場所があるんだけど、とてもわかりにくくて見つからず、
売店のおばちゃんに教えてもらいました。
教会内に入って奥まで行き、
左のほうにある、一見入ってはいけなそうに感じるエリアに入るとありました。
ジップロック持参でしっかりいただいてきました。
おばあちゃんにあげたら喜びそう。

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教会内にはいたるところに奇跡を願う人たちの写真や、思いのつまったものが飾られていて、
松葉づえがたくさんあるなーと思っていたら、
無事回復された方の使っていたものみたいです。
外にも至るところにこんなふうに願いが込められていました。

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こんな田舎の小さな町の教会にいろんな場所から奇跡を願って集まった人たちの思いを強く感じる場所でした。
教会の隣には、
Santo Nino Chapelがあるので、そちらへも足を延ばすことに。
かわいい入口。
この教会は子どものための教会で、中の装飾も子どもに向けて細部までしっかり作られていてとてもかわいらしかった。
初めてみる雰囲気でした。
隣にはオーディオルームが。
あまりにかわいいドアに感動!

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屋根の上にはハートが。

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残念ながらこちらはclose直後で入れませんでした。
その後すぐに教会自体も鍵がかかってしまったので本当にギリギリだったみたい。
入れてよかったー。
となりにあるギフトショップもチラ見して、
帰り道でチマヨ織で有名なオルテガショップに立ち寄ってお買い物。
いくつかあるチマヨ織のお店でどこによろうか迷ったんだけど、
歴史があって、値段も高すぎず、いろいろ種類もありそうなオルテガショップに。
素敵なコースターとランチョンマットを買って大満足!
あとは、ひたすらサンタフェへ帰るのみ。
まったく車が走ってない道を進み、
ハイウェイに合流して南へ。
途中車窓からCamelrockが見えた。
サンタフェに戻り、部屋でひと休みしてdinnerへ。
すっかり夕暮れ(日が長いから、日本ならすっかり夜です)
初日にいっぱいで入れなかったので予約しておいた『The Shed』へ。
予約してあったけど若干は待って中へ。
かわいいEntrance。
ビールとマルガリータで乾杯。
いやー、今日も1日よく動いた!
メニュー名忘れたけど、超人気店だけあってどれもとてもおいしかった!
店員さんのサービスもこのあたりにしては洗練されていて、とても感じがよかったな。
ライトアップされたアッシジ教会の前を通って、散歩しながら帰った。
サンタフェも今夜でいよいよ最後。
本当に素敵な街だったな~
明日からはPetrified Forest National Parkへ。