パルマ・デ・マヨルカの歩き方
最終日は夕方のフライトでバルセロナへ戻るため、
約7時間の弾丸パルマツアーを楽しむことにした。
朝早くからやってるところから順番にまわろうと思い、
まずはベルベル城へ路線バスでむかう。
バスは日本のものよりかなり車体が長くて大きい。
一方向にしか進まないのに、なぜ後ろ向きの席があるんだろう。。。
バスを降りて、坂道を歩くこと5〜10分でベルベル城のある公園の入り口が見えて来た。
公園の入り口の右手には、素敵な雰囲気の家が・・・と思ったら、
あちこちねこがたくさんいる「おしゃれねこハウス」だった。
朝からテラスで自由気ままにくつろぎ、なんとも幸せそうなにゃんこたち。
いい暮らしだなー。
朝早くに来たせいか、公園内はほとんど人がいない。
階段をのぼっていき、ようやくベルベル城の下に出た!と思ったら、なんとここに道路がある!
なんだ、ベルベル城の真下まで車で来れるんじゃん。
まあ朝ごはん食べすぎたし、いい運動ということにしよう。
チケットを買う場所がわからなくて行ったり来たり・・・
結局、駐車場の横にある、ガラス張りのおみやげショップで買えた。
もうちょっとわかりやすくしてほしいデス。。。
おじちゃんにチケットを見せて入場。
階段を上がって一気に屋上に出る。
パルマの街と地中海が見渡せる。
「ベルベル」とは「見晴らしがいい」って意味らしいけど、まさにという景色が広がる最上階。
ここマヨルカは地中海の豪華客船ツアーも寄港するから、港には豪華な大型客船がズラリ。
こうやって見渡すと、想像していたよりも大きい街なんだとわかる。
ベルベル城の中はこんなつくり。展示をみながらぐるっと歩ける。
こんな贅沢な景色の建物なので違和感があるけど、過去には牢獄としても使われていたので、そういった歴史も学べる。
見学を終えて、来た道を戻り、バスに乗って中心部に戻る。
ジョアン・カルロス1世広場でバスを降りて、ボルン通りを歩いて、カテドラルへ。
ごはんや散歩など何度も歩いたけど、ボルン通りは緑が多くて本当に気持ちいい。
道の両側にはブランド店やレストランが立ち並ぶ。
念願のカテドラルにようやく入れた。
小雨まじりにも関わらず入場には列ができていた。
外観も圧巻の迫力だけど、中に入るとまた荘厳な雰囲気に圧倒される。
とにかく大きい、大空間が広がる。
一角にはガウディの作品も。
そこだけ切り取られたように他とは違う雰囲気で、ガウディの独特の世界が広がる。
ちょっとおどろおどろしい感じがガウディらしい。
祭壇の天井から下がる天蓋もそう。
外に出て、今度はお隣のアルムダイナ宮殿に向かう。
もともとアラブ王のお城だったところで、現在もスペイン国王の公邸として、パルマに来るときには利用されている。
ホールやテラスから海が見渡せて気持ちがいいところ。
カテドラルの裏手に広がる迷路のような道を歩いて、次は回教徒浴場へ。
通りの名前がかかれたプレートがかわいい。
こんな橋がかかるところにこじんまりとした入り口がある。
マヨルカに残る、数少ないイスラム時代の名残のひとつで、屋外?のため雨ざらしになってしまうせいか結構ボロボロ。まさに遺跡ですね。
おなかすいたけどやっているお店がほとんどなく、「おなかすいた〜」とぶちぶち言いながら、マジョール広場方面へ向かう。
途中で見つけた小さなお菓子屋さんではじめてみるお菓子を買った。
素朴だけどなにかのスパイスが効いた独特な味。
なじみのない味だけど、しみいるおいしさ(たぶん空腹のせいもアリ)。
次はボカディージョを見つけて、吸い込まれるようにお店へ。笑
Santa Eulalia広場にあるパン屋さん。
紙を見せてくれて何を挟むのか聞いてくれる。
生ハム大好きなので、こういう選べるときでも結局生ハムにしちゃう。
なんてことはないボカディージョなのにとてもおいしい〜。
なにが入ってるのかなと中までベロンと開けて見ちゃったよ。
食べつつ歩いて、ジャウメ二世通りを通っておみやげ探し。
マヨルカ食材を扱うお店で、途中で沢山見たレモンを思い出してレモンジャムを買った。
にぎやかな通りをお店をちらちら見ながら歩くうちにマジョール広場に到着。
さすがに大きくて、人も多い。
有名?な宙に浮いたおじさんもいた。
よーく観察したけど、やっぱり宙に浮く仕組みは思った通りのよう。
ここからサンミゲル通りを通って次はオリバール市場へ!